ビタミンA欠乏症は頭皮かゆみやフケの原因?食品やサプリで増やすには?

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人間が健康に生活するためには、とてもたくさんの栄養素をバランスよく摂取しなくてはいけません。

それぞれの栄養素によって摂取しなければいけない量も異なります。

多すぎず少なすぎず毎日摂取するのは簡単ではありません。

それでも毎日バランスの取れた健康的な食事を食べることで必要な栄養素はほぼ摂取出来ます。

ビタミンAも健康維持、そして抜け毛対策には欠かせない栄養素の一つです。

ビタミンAが必要なのはなぜでしょうか。

ビタミンAが不足するとどんな危険がありますか。

頭皮環境とビタミンAとの関係も併せて詳しく調べてみましょう。

ビタミンAの役割

ビタミンAは脂溶性ビタミンなので、調理前の水洗いなどの下ごしらえで失われる心配はありません。

体内への吸収率も70~90%と他の栄養素に比べると高いので、煮る、焼く、揚げるなどどんな調理方法でもしっかりと摂取できる栄養素です。

緑黄色野菜に含まれるβカロチンは体内に取り入れられると小腸でビタミンAに変換されます。

ビタミンAは目の健康、皮膚の健康と大きな関係性があります。

目で色を見分けることができるのは、ビタミンAが働いているためです。

光の多い昼間の時間では全ての物をカラーで認識できます。

また光の量が限られている夜間でも、わずかな光を認識して脳へ信号を送ります。

皮膚の健康維持では、特に粘膜を形成している上皮細胞と関係があります。

口や鼻、喉、気管支などを覆っている粘膜を健康に保ち、細菌の侵入を防ぎます。

こうした働きの他にも動脈硬化予防、がん予防、などの働きもビタミンAには備わっています。

ビタミンA欠乏が上皮細胞代謝が悪くする

ビタミンAが不足すると、上皮細胞の代謝が悪くなります。

簡単に言えば、身体の器官にある粘膜が健康な状態を保てなくなります。

粘膜が健康であれば、細菌が侵入しないようにしっかりと保護されています。

風邪や感染症から体を守ることができます。

風邪をひかないためにはビタミンを摂る必要があるといわれるのはこのためです。

またビタミンA不足によって粘膜が乾燥してしまうため目や皮膚が傷つきやすくなってしまいます。

乾燥した状態が長期間続くと、角質化してしまいます。

ビタミンAが乾燥・フケ・かゆを維持

ビタミンAを摂取することで、頭皮環境にはどんな効果があるでしょうか。

ビタミンAによって細胞分裂が正常になり、頭皮細胞の代謝が活性化されます。

この働きによって、頭皮も細菌に対する抵抗力が上がります。

ビタミンAが不足すると他の皮膚と同様に頭皮も乾燥した状態になります。

乾燥すると、皮脂の過剰分泌が促され雑菌や細菌が急激に増殖します。

その結果フケや痒みが発生します。

皮脂やフケが毛穴に詰まることで、毛根は炎症を起こしてしまいます。

毛母細胞が正常に細胞分裂することも邪魔され、最終的には毛母細胞の成長もストップしてしまい、抜け毛が誘発されます。

ビタミンAをバランスよく摂取することは頭皮環境を健康に保ち、抜け毛予防にも効果があります。

ビタミンAの一日の摂取量

厚生労働省が発表しているビタミンAの摂取目安量は「?URE」というレチノール当量という単位で示されています。

これはビタミンAだけでなく、体内に吸収された後にビタミンAへと変換される栄養素も含まれる摂取量となります。

成人男性であれば、一日の摂取目安量は600~900?UREとなります。

ビタミンAは脂溶性の栄養素なので、過剰に摂取すると尿として排出されず体内に蓄積され健康に害となる危険もあります。

特に動物性食品から摂取されるビタミンAは肝臓に蓄積され肝臓肥大など肝機能に影響を及ぼします。

他にも頭痛、吐き気、発疹、脱毛、さらに悪化すると脂肪肝の恐れもあります。

健康維持には欠かせない栄養素ではありますが、過剰摂取には十分気を付けましょう。

ビタミンAがたくさん含まれている食品

ビタミンAはレチノールもしくはβカロチンとして食品の中に存在しています。

ではそれぞれの栄養素を多く含む食品をみてみましょう。

100グラム当たりに含まれるレチノール当量、もしくはβカロチン当量で表示されます。

レチノール

鶏レバー14000mg
豚レバー13000mg
アンコウ肝8300mg
ウナギ8200mg
干し海苔3600mg

βカロチン

干し海苔43000mg
味付け海苔32000mg
抹茶29000mg
乾燥パセリ28000mg
乾燥トウガラシ17000mg
ランキング上位には入っていませんが、毎日食べることを考えると緑黄色野菜がおすすめです。

カボチャ、ニンジン、ほうれん草などからもビタミンAを摂取できます。

ビタミンAをサプリメントで摂取するならマルチビタミン系がおすすめ

バランスの取れた食生活であれば、ビタミンA不足になる心配はありません。

どうしても食事からビタミンAが摂取できないときにはサプリメントを活用しましょう。

市販されているサプリメントではビタミンAに特化したものではなく、マルチビタミンとして他のビタミンやミネラルを含むサプリメントもあります。

マルチビタミンの方が効率よく他の栄養素と併せて摂取できるのでおすすめです。

サプリメントでビタミンAを摂取する時には、過剰摂取に気を付けましょう。

食事からも摂取していることを覚えておきましょう。

まとめ

ビタミンAは体の健康を維持するために大切な栄養素です。

目の健康や皮膚粘膜を正常に保つためには欠かせません。

ビタミンAが不足すると粘膜が乾燥してしまい、風邪をひきやすくなったり免疫力が落ちてしまいます。

また頭皮細胞の代謝も悪くなるので、フケや痒みなどの頭皮トラブルの原因ともなります。

動物性脂質、もしくは緑黄色野菜を食べることでビタミンAを摂取できます。

ただし脂溶性栄養素なので、過剰に摂取すると体内に蓄積され肝臓などの臓器に負担をかけてしまいます。

サプリメントで摂取する時にも過剰摂取に気を付けてバランスのよい栄養補給を心がけましょう。

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