クジンエキス(クララエキス)成分の効果「薄毛を減らす漢方薬」

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薄毛の予防に効果があるとされる漢方薬は幾つかありますが、クジンエキスもその一つです。

余り聞きなれない成分名かもしれませんが、クジンエキス配合の育毛剤や育毛シャンプーは意外にも多くあります。

ではクジンエキスで薄毛を予防できるのはなぜでしょうか。

クジンエキスの効果や成分、クジンエキスが配合されている育毛剤についても詳しく調べてみましょう。

クジンエキスを使うと血行促進作用

クジンエキスはクララと呼ばれるマメ科植物の根から抽出したエキスの事です。

クララは中国だけでなく日本でも生えている植物の一つです。

クララは漢字で表記すると「苦参」となります。

クララから抽出しているエキスはクラクラするほど苦いということから、クララと呼ばれるようになったという説もあるほどです。

多くの漢方薬と同様に、クジンエキスも苦味が特徴となる成分です。

クジンエキスには血行促進効果があることから、薄毛対策にも効果があるとされています。

育毛において血行改善は非常に重要です。

AGA治療薬として使用されている内服薬でも血行促進、血管拡張などの作用から育毛にアプローチしています。

なぜ薄毛対策において血行促進が欠かせないのでしょうか。

健康で丈夫な髪の毛が生成されるためには良質な材料が必要になります。

材料となるのは、タンパク質やミネラル、ビタミンなどの栄養素と酸素です。

こうした物質のほとんどは血液の中に溶けて、血管を通り頭皮にある毛乳頭細胞へと運ばれていきます。

髪の毛の材料を受け取った毛乳頭細胞は、毛母細胞へと栄養素、酸素を供給し活性化を促します。

毛母細胞が細胞分裂を繰り返すことで髪の毛は次第に伸びていきます。

もしも血流が滞ってしまうと、育毛に必要とされる栄養素や酸素を供給することができないため、髪の毛は次第に細くなり弱り抜け落ちてしまいます。

そのためクジンエキスによって血流が改善されることは育毛に必須です。

血行促進作用だけではなく、クジンエキスに含まれる他の働きによっても薄毛対策への効果が期待できます。

抗炎症・抗殺菌作用

抜け毛が生じる原因の一つは頭皮環境です。

生活習慣などが乱れると頭皮から皮脂が過剰に分泌されます。

また洗髪の方法が適切ではなかったり、使用しているシャンプーやリンスが肌に合っていないとアレルギー反応などによる炎症やフケが発生します。

皮脂やフケで毛穴がふさがれてしまうと髪の毛はそれ以上成長することができません。

クジンエキスで炎症を抑え、雑菌増殖を防ぐことで髪の毛が成長する最適な頭皮環境を維持できます。

男性ホルモン調整作用

男性型脱毛症(AGA)の原因はホルモンです。

それで根本的に抜け毛を解決するためには、ホルモンバランスを整えたり、男性ホルモンの働きを抑制しなければ、生活習慣や食生活を改善しただけでは抜け毛を予防できません。

クジンエキスには抜け毛の原因とされるジヒドロテストステロン(DHT)とよばれる男性ホルモンの働きを抑制することが分っています。

ジヒドロテストステロンはテストステロンと呼ばれる男性ホルモンの数が少なくなると発生します。

テストステロンは少なると、更に強力な男性ホルモンになるため5α?リダクターゼと呼ばれる酵素と結合します。

その結果発生するのがジヒドロテストステロンです。

例え男性ホルモン・ジヒドロテストステロンが発生してしまっても、その働きを抑制することで、抜け毛が生じないように予防できます。

抗酸化作用

抗酸化作用はアンチエイジング効果とも呼ばれますが、肌の老化・酸化を防ぐ働きです。

その働きゆえに多くの化粧品にも使われています。

人間の細胞は活性酸素と呼ばれる物質と結合すると、酸化(老化)を始めます。

頭皮細胞、毛母細胞なども同様に活性酸素と結合すると老化して、細胞分裂が滞ってしまいます。

その結果髪の毛も抜けてしまいます。

アンチエイジング効果は女性の美肌効果だけでなく、頭皮を若々しく保ち抜け毛対策としても重要な効果です。

クジンの主な成分は、どんな健康作用があるのか?

クジンに含まれている成分には、アルカロイド、マトリン、オキシマトリン、アナギリン、フラボノイド、クラリノール、サポニンなどがあります。

漢方としても使用されているクジンには非常に多くの効能・効果があります。

中国では漢方薬として使用され、消炎作用、解熱作用、利尿作用、駆虫薬、胃腸薬などの効果があります。

日本では漢方以外にも、生薬製剤の原料としてもクジンエキスは使用されています。

健康作用としては、下痢、血便、胃炎、食欲増進などです。

消炎作用があることから、皮膚のかゆみや炎症、あせもなどには湿布剤としても使用されます。

アトピー性皮膚炎にも効果があります。

クジンエキスの副作用

クジンエキスで生じる副作用は、服用時と湿布時で症状が異なります。

クジンエキスを服用した際に他の薬品も併用することで、下痢や嘔吐などの中毒症状が生じる場合があります。

湿布剤として使用する場合には、主成分となっているマトリンによって皮膚がアレルギー反応を起こすことがあります。

クジンエキスを含む育毛剤は多くあります。

使用する前にアレルギー反応がないかを確かめましょう。

少量を使用する、もしくは手首など頭皮以外の部分に湿布して様子を見るようにしましょう。

クジンエキスが含まれている育毛剤・漢方薬

クジンエキスはイチョウエキスやセンブリエキス、オタネニンジンエキスなどと並び、育毛剤の有効成分として使われています。

ではクジンエキスを含んでいる人気のある育毛剤の効果を調べてみましょう。

ナノアクションD

クジンエキスをはじめ育毛剤に含まれている有効成分が頭皮と毛穴の奥深くまで浸透して効果を発揮させることにこだわり開発されました。

育毛有効成分は毛穴の1000分の1の大きさしかない、極小ナノ粒子に閉じこめているため、粒子が毛根部分で徐々に溶けて長時間効果を発揮します。

血行促進成分であるクジンエキスに加えて、センブリエキス、セイヨウアカマツエキスも配合されています。

低刺激なので、敏感肌の方でも安心して使用できる育毛剤です。

薬用凌駕

薬用凌駕には、育毛有効成分としてクジンエキス、ニンジンエキス、酢酸dl-a-トコフェロール、ニンニクエキス、グリチルリチン酸ジカリウムが配合されています。

頭皮の血行促進を促す有効成分がたっぷりと配合されています。

その他にも天然由来成分が11種類配合されています。

抜け毛に大きな影響を与える男性ホルモン・ジヒドロテストステロンの働きを抑制するオウゴンエキス、冬虫夏草エキスも配合されているため、抜け毛対策と育毛対策のどちらにも効果が期待できる育毛剤です。

まとめ

クジンエキスは血行促進を促すという主な効果があることから、抜け毛対策にも使用されています。

血行促進だけでなく、抗炎症・抗菌作用、抗酸化作用、そして男性型脱毛症の原因でもあるジヒドロテストステロンの働きを抑制することができる漢方薬です。

漢方であることから、副作用が少ない成分ではありますが育毛剤として使用する際にはアレルギー反応が生じないか確かめましょう。

また即効性が期待できる成分ではないため、一定期間、継続して使用することが必要になります。

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