FUE植毛ロボット「アルタス」とは?医師の手よりも機械を使うメリット

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FUE法とは、ごく小さな直系の円形メスにてドナーとなる毛を毛根ごとくりぬき、それを薄毛部分に移植する方法です。

このFUE法は切らない植毛として、術後の痛みやダメージが少ないことから高い評価を受け、主流となりつつある方法ですが、従来は時間がかかりすぎる点と、ごく小さなメスでくりぬくので毛包や毛母細胞などを傷つける心配があるので嫌煙されてきました。

しかし今、FUE法でドナー採取や移植を行う植毛ロボット「アルタス」の登場で、FUE法を採用するクリニックが増えてきているのです。

植毛ロボットには「オムニグラフト・カルビトロン・アルタス」がある

植毛ロボットは、実はアルタス以外にももう2種類あり、その名を「オムニグラフト」「カルビトロン」と言います。

この3種類の植毛ロボットの中でも有名どころは「アルタス」と「オムニグラフト」です。

オムニグラフトはフランスで開発された植毛ロボットで、ドナーの採取から移植まで人の手に触れないので、ドナー株の劣化が少なく、さらに株分けも自動で行うので、手術時間の縮小もできる植毛ロボットです。

「カルビトロン」はそもそもオムニグラフトの前の機種であり、カルビトロンでの問題点を改善したものがオムニグラフトである為、昨今では使用があまり見られません。

そして最後に、最近よく聞かれるようになった「アルタス」です。

アルタスには特殊な技術が導入され、ドナー採取から移植までを自動化するということだけでなく、ドナーロスをより少なくする為、CCDカメラが設置されるなど、より進化しています。

このように植毛ロボットを使用する流れは強まっており、現在ではアルタスやオムニグラフトと言った新機種が採用されることが多くなっています。

植毛ロボットによって移植を行うことは、手術の短時間化、効率化、人のように経験が必要ないので高い技術力を最初から持っている点などが高評価につながっていると言えるでしょう。

FUE植毛ロボットアルタスの移植治療の流れ

アルタスという植毛ロボットで自毛植毛をする場合の流れを説明しましょう。

主な流れは4ステップで、①ドナー採取②株分け③スリット作成④移植となります。

まず①のドナー採取ですが、専用のニードルによってドナーとなる株をパンチングしてくりぬいていきます。

この前にドナーとなる部位の頭皮の状態などを念入りにチェックし、デジタルスキャンなどを行い、搭載されたCCDカメラのデータを解析することで、ドナーの採取プランを作成します。

これは肉眼では確認しにくい、頭皮内の毛包の向きや毛包の形などを、数多くのデータから導き出し、最適な方向や角度でのパンチングを行うためのステップです。

これによりドナーロスを確実に少なくし、より最適な状態のドナー株を採取できます。

次に②株分けですが、専用ニードルで採取された株は医師やスタッフの手で実態顕微鏡を使い、株分けをし、移植に最適なようトリミングを行います。

そして③スリット作成において、医師は毛を移植したい部位に人工的に毛穴を作る作業を行います。

そして最後に④移植を医師の手によってスリットに対して植え付けていきます。

アルタスはFUE法によって目標数に達するまで、自動でドナー採取を行いますが、デジタル処理にて導き出された間隔によってランダムにドナー採取を行うので、頭皮は自然なまま保たれ、一か所からたくさんのドナーを採取しないのでダメージも少なくて済みます。

植毛ロボットはFUE法のためにメスを使わずに毛根をくり抜く

このようにコンピューター制御のもとで行われるFUE法でのドナー採取を行う為、植毛ロボットを用いた植毛ではダメージが少なく痛みが少ないというメリットがあります。

その上、短時間で済むことと、スタッフの技術力を要さない点においてクリニック側がコスト削減できるため、従来の人がドナー採取を行うFUE法と比べ安価であることが多いです。

中でもやはり大きなメリットと言われるのが、傷口が目立たない点です。

薄毛に悩まされる多くが男性であるため、女性よりも短い髪型が多いです。

その為、例えドナー採取する部分が極力目立たない部位だと言っても、短い髪の部分に傷があればわかってしまいます。

植毛したことが絶対にばれたくない人や、植毛した傷を隠すような髪型しかできないのが嫌だという人は、FUE法を用いた植毛ロボットによる自毛植毛も考えてみるべきでしょう。

植毛ロボットによる移植株摂取の失敗率は低い

植毛ロボットによって自動でドナー採取を行うなんて、失敗率も高いのではと勘違いされがちですが、結論的には人間の手で行うよりもはるかに失敗の確立は低いのが事実です。

植毛ロボットが行う作業は、ある種単純化されていますが、最先端の技術を使い、スキャニングをすることで、きちんとしたセオリーをもってドナー採取が行われます。

そして機械によっては毛包の向きや部分的な毛の理想的な密度などが産出できるようなシステムがあり、人間の勘で行うよりもある意味的確であるのは事実です。

その為、植毛をするスタッフが全てベテランである必要がなく、機械にベテランのノウハウが詰め込まれているので失敗率は低いというメリットがあります。

医師の手で行うFUE法と比較

さらに、FUE法を医師の手によって行う場合と比べ、FUE法を用いたアルタスのような植毛ロボットを使ったクリニックのほうが、手術費用が安い特徴があります。

通常FUT法と比べドナー採取に時間がかかるFUE法を行う場合、その分長時間医師が作業する必要が出てくるので、より高い手術費用がかかります。

しかし植毛ロボットが自動でドナー採取を行うことで、植毛の作業を短時間に押さえられるので、その分手術費用は安価に設定されていることが多いのです。

特に医師が行うドナー採取と比べ、品質が下がるわけではなく、むしろドナーロスが減って失敗率も低い上、費用が安い為に今多くの注目をあびています。

植毛ロボットのアルタス

植毛ロボットアルタスを用いた場合、自動で約1時間の間に500株もの移植ができると言われています。

その為、FUE法を用いた手術としては約半分~1/3くらいの時間で移植できる計算になりますが、医師の技術やスタッフチームによっては、同じくらいの速さでFUE法による自毛植毛が可能なクリニックもあります。

ですがその場合でもより多くのスタッフを動員し、短時間で完了するよりもロボット1台で良い分、コストが削減できて料金が安いなどのメリットがある場合も多いのです。

植毛ロボットはコンピューター制御のもとで毛包の場所や毛根の皮下

現場では、技術力の高い医師と比べると植毛ロボットのスキルはまだまだだとする声もあります。

ですから技術力の高い医師がいるクリニックに関しては、ロボット導入よりもメリットが大きい場合もあります。

しかし一方で、経験の浅いクリニックの場合には、技術力が低い医師でもクオリティの高いFUE法植毛ができる点からロボットを導入しているほうが良い場合もあります。

まとめ

植毛ロボットのメリットや特徴を知り、自分にとって必要な技術かどうかを見極めましょう。

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