髪の毛が一生の中で一番成長する年齢は何歳?

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髪の毛は、生まれたばかりの赤ちゃんにも既に生えており、長い人では死ぬまでずっと生えています。

髪の毛はヘアサイクルによって生えたり抜けたりを繰り返していますが、生え変わるスピードや成長速度は年齢によって異なり、また性別によってもその時期は異なっています。

髪の毛が一生の中で一番成長するのは何歳でしょうか?

お母さんの子宮内で毛包の発生が始まり、頭に毛が生え始める

そもそも、髪の毛は生まれた時から生えていますが、これはお母さんの胎内で生え始めるためです。

赤ちゃんの皮膚は、受精後まだ胎児にすらなっていない段階である、およそ妊娠8週頃から発生し始めます。

そして、皮膚が出来始めた直後のおよそ妊娠9週頃には、髪の毛が生えるために必要な初期の毛包が出来始めるのです。

このころの毛包を「原始毛芽」と呼びます。

そもそも毛包とは、皮膚中にある髪の毛を包んでいる部分のことで、毛包のうち表面から見える部分が毛穴です。

この毛包は髪の毛を発毛することはもちろん、皮膚呼吸や皮脂の分泌等の機能があります。

毛包の深い部分には毛母細胞があり、この毛母細胞の働きによって髪の毛が生えます。

妊娠6か月頃にはほとんど全ての毛包が完成する為、胎内にいるときから胎毛と呼ばれる髪の毛が生え始めるのです。

生まれたての赤ちゃん(新生児)の頭皮は胎毛が生えている、何の意味がある

赤ちゃんは、生まれた時からすでに髪の毛が生えています。

髪の毛の量はかなりの個人差があり、ふさふさで産まれてくる子もいれば、ほとんどない状態で産まれてくる子もいますが、これらの髪の毛は胎内にいるおよそ妊娠5ヶ月くらいから生えています。

赤ちゃん期の髪の毛は胎毛と呼ばれる、成人などの髪の毛とは毛質が異なり、ハリやコシなどは全くないフニャフニャのとても柔らかい毛です。

この胎毛は、胎内にいる際の羊水や胎盤の刺激から頭を守るためのクッションのような役割を担っています。

4~5歳まで、フサフサとした髪の毛が生えてこない

赤ちゃん期の胎毛は、生まれて半年程で一度抜け落ちてしまいます。

その後早い子で1歳を過ぎたころからフサフサとした髪の毛が生えてくる場合もありますが、遅ければ4~5歳ほどまで髪の毛が生え変わらない子も見られます。

人の髪の毛のヘアサイクルはおよそ4~6年の周期で生え変わっていくのですが、赤ちゃんから幼児までの間はこのヘアサイクルがまだ定まっていないことから、髪の毛の生え変わりの時期に大きく個人差が出る場合があります。

また赤ちゃんに良く見られるのが、後頭部だけがハゲになってしまう症状です。

これは乳児期後頭部脱毛と呼ばれ、寝んね期の赤ちゃんが仰向けで転がっている状態で頭部のみ左右に振る動作により、後頭部が擦れることで起こる症状ですので、座るなど起きられるようになってくると徐々に生え揃っていきます。

なかなか子供の髪の毛が生えて来ないことで心配になる保護者の方も多くいらっしゃいますが、遅くとも5歳ごろまでにはほとんどの子が生え変わりますので安心してください。

男性約20歳・女性25歳になると、毛母細胞の活性化が頻繁に繰り返すことで髪の成長が充実する期間になる

髪の毛のもととなる毛母細胞には、成長ホルモンとエストロゲンが大きく関わっています。

毛母細胞が最も活発に細胞分裂を繰り返す時期は髪の最盛期と呼ばれ、男性はおよそ20歳、女性はおよそ25歳頃が最盛期と言われています。

男女で髪の最盛期が異なるのは、性別によって大きく影響を受けるホルモンが異なるためです。

成長ホルモン

成長ホルモンが多く分泌されると毛母細胞の細胞分裂が活性化し、それによって髪の毛の成長が促されます。

この成長ホルモンは生涯にわたって分泌され続けますが、その分泌量はだいたい20歳頃をピークとして加齢とともに徐々に減少していきます。

一日の中で成長ホルモンが最も分泌されるのは睡眠中ですので、成長ホルモンの効果を最大限生かすためには良質な睡眠が欠かせません。

就寝前のコーヒーやブルーライトには気を付けてください。

男性は主に成長ホルモンの影響を受けて毛母細胞が活性化しています。

エストロゲン

エストロゲンは女性ホルモンの一種で、成長ホルモンと同様に毛母細胞の細胞分裂が活性化することで髪の毛の成長を促します。

また、コラーゲンの生成も促進することで髪にコシ・ハリを与える働きがあります。

エストロゲンは女性ホルモンであるためその分泌量は男女で差があり、男性はかなり少ないですが、女性はたくさん分泌されます。

女性に薄毛が少ない原因として、このエストロゲンが豊富にあることもひとつ挙げられます。

エストロゲンは生活習慣の影響を大きく受けてしまいますので、ストレスを溜めないことや栄養バランスの取れた食事、良質な睡眠が重要です。

エストロゲンの分泌量はだいたい25歳頃をピークとして徐々に減少していきます。

女性は主にエストロゲンの影響を受けて毛母細胞が活性化しています。

髪の最盛期を過ぎると、細胞分裂の力は弱まり、抜け毛が増えてしまう

髪の最盛期を過ぎると、細胞分裂の力が弱くなっていきます。

これは前述の成長ホルモンやエストロゲンの分泌量が加齢とともに減少していくことが原因で、誰でも起こる症状です。

髪の毛の成長や発毛は細胞分裂によるものであるため、細胞分裂が弱くなるとヘアサイクルの大半を占める成長期も短くなって、髪の毛が抜けるのが早くなり、結果として抜け毛が増えてしまうのです。

まとめ

髪の最盛期を迎えるまでは成長ホルモンもエストロゲンも多く分泌されるため、あまり意識せずとも髪の毛が元気であることが多いものです。

しかし、最盛期を過ぎた以降の衰退期はこれらのホルモンの分泌量減少により、健康な髪の毛を維持することが難しくなっていきます。

衰退期に入る前から睡眠や食生活、ストレスなど規則正しい生活習慣を心がけることで成長ホルモンとエストロゲンの分泌量もある程度維持することが可能ですので、これらを意識して少しでも長く健康な髪の毛を維持できるよう努めましょう。

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