神経性脱毛症(ストレス性脱毛症)とは?ストレス過多で抜け毛が増える

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抜け毛が増える理由はいろいろなものがありますが、その一つに神経性脱毛症があります。

注意していないと誰にでも起こる可能性がありますので、しっかりとこの疾患についての知識を取り入れて防止するとともに、もしこの症状が出ているのであれば、適切な対応を取れるようにする必要があります。

場合によっては治療が難しいケースもありますので、正確な知識を持つことがとても大事です。

そもそも神経性脱毛症とは?

神経性脱毛症とは、ストレス性の脱毛症のことです。

毎日の生活の中で生じるストレス、つまり仕事や家庭の問題などによって生じる精神的な負担が毛髪の成長サイクルを狂わして、抜け毛を増加させます。

特定の部位が脱毛することもあれば、全体的に髪の毛が薄くなってしまうというケースもあります。

症状の特定が難しいことや、この脱毛症の原因となるストレスを完全に解消するのが難しいことなどがあって、きちんとした治療がしづらいという特徴があります。

また、この神経性脱毛症は男女問わず起こりますが、男性型脱毛症が同時に起こっていて、脱毛の原因の特定ができないということもあります。

神経性脱毛症が起こるプロセスをはっきりと理解して、その症状の特徴や治療法を知ることが解決に欠かせない要素となります。

「神経性脱毛症と円形脱毛症」症状の違い

円形脱毛症は、頭部を中心に丸い形に脱毛が起こるという特徴を持っています。

小さな円形から始まり徐々に大きくなることが多いですが、その部分だけ完全に髪の毛が脱毛してしまうことが多いので、はっきりと脱毛の部位が特定できるという傾向が見られます。

しかし、神経性脱毛症は、特定の部分だけが脱毛してしまうこともありますが、全体的に髪の毛が薄くなることもありますので、脱毛の部位を特定できないケースも多く見られます。

また、円形脱毛症は様々な原因があり、真菌による感染や皮膚炎、ストレスなどが脱毛を引き起こします。

一方で、神経性脱毛症はストレス性のものです。

円形脱毛症はストレスによるものでなければ、皮膚炎を併発していることもありますので、頭皮のかゆみや赤み、大量のフケなどが同時に起こることがあるのも特徴となっています。

神経性脱毛症で自律神経が乱れると、血液循環が悪くなり薄毛になる

神経性脱毛症のプロセスは、まずはストレスによって自律神経に影響が出てきます。

身体的また精神的なストレスが定常的にかかると、アドレナリンなどのホルモンが過剰に分泌されるようになりますが、この作用が自律神経のコントロールを崩してしまい、常に身体的な緊張状態を招くことになります。

アドレナリンなどの興奮物質が出ると、血圧を上げるために血管が収縮するという動きが見られます。

すると、当然のことながら毛細血管における血液の流れは悪くなってしまいます。

頭皮の下にある毛細血管は密に広がっていると共に、かなり細い状態ですので、血管収縮の影響を受けやすいという特徴があります。

頭皮の毛細血管が収縮して血流が悪くとなると、頭皮が固くなってしまって髪の毛をホールドする力が弱くなってしまいます。

脱毛が生じやすくなりますので、薄毛が促進されることになります。

また、毛根への血流も滞ってしまいますので、毛乳頭細胞や毛母細胞などの、髪の毛を再生、発育させるための組織に十分な酸素や栄養分が送られなくなってしまいます。

結果として組織の活動が弱くなりますので、髪の毛を十分に成長させるのが難しくなり薄毛が進んでいってしまうのです。

血流などが原因で髪のキューティクルがアレてゴワゴワした髪質のため切れやすい

このようなプロセスで頭皮における血流が悪くなると、様々な影響が及び、抜け毛が進行してしまいます。

同時に、髪の毛の成長のための栄養分や成長因子が少なくなりますので、髪質が落ちてしまうという影響も生じます。

髪を構成するタンパク質の層が薄くなりもろくなりますので、キューティクルが荒れてくることになります。

髪の毛の表面の層であるキューティクルは、保湿機能が強いという特徴を持っていますので、この部分が弱くなると、髪の毛がゴワゴワしてきます。

髪の毛自体の柔軟性がなくなりますので、引っ張りなどの刺激を受けるとすぐに切れてしまうという問題が生じます。

こうした状態を回避するためには、キューティクル層を修復することがとても大事です。

そのためには、保湿機能を戻してあげるということがカギとなります。

一番の選択肢としては、頭皮の血流を戻すことが大事ですが、それがなかなか難しいケースでは、体外から保湿機能の回復を促すことができます。

保湿性の高いシャンプーを使うことによって、キューティクル層に潤いを与えるという方法が有効です。

具体的にはヒアルロン酸などの保湿機能が高い成分が配合されているものや、シャンプーに上質な油分が含まれていて、表面をガードしてくれるものも有効です。

病院に通院することで円形脱毛症治療「局所免疫療法」が進められる

神経性脱毛症の一つの分野として、ストレスによる円形の脱毛が生じる円形脱毛症があります。

円形脱毛症の症状としては、頭皮の特定の部分にひどい皮膚炎が生じて、その部分が完全に脱毛してしまうというものがあります。

この皮膚炎の改善には、局所免疫療法という治療法が効果的です。

この局所免疫療法とは、患部に短時間だけドライアイスやただれを生じさせる化学物質を投与するという方法を採ります。

すると、その部分の皮膚の新陳代謝が急速に進んで、皮膚炎の症状が和らいでいきます。

皮膚炎の症状がなくなれば、その部分に髪の毛が生えてくるようになります。

この局所免疫療法では、ドライアイスやただれを生じさせる化学物質を用いますので、使い方によっては危険が生じますし、皮膚炎を悪化させる原因ともなりかねません。

そのため、この療法についての確かな知識と技術、経験がある医師に行ってもらうことが欠かせません。

皮膚科の専門医のもとに通って適切な治療を受けられるようにしましょう。

病院ではステロイド局所注射もある

局所免疫療法の他には、炎症を抑える効果が強いステロイドを局所注射するという方法もあります。

効果は高いのですが、頭皮に直接注射をすることになりますので、痛みが強いというデメリットがあります。

また、上手にステロイドの投与量をコントロールしないと副作用が出ることもありますので、経験のある医師にしてもらう必要があります。

病院に行くまでもないが治したい、、、そんな人は成分塩化カルプロニウム

神経性脱毛症によって薄毛が進行しているものの、病院に行くまでもないというのであれば、カロヤンやアロビックスなどの育毛剤を使うことをおすすめします。

これらの育毛剤には塩化カルプロニウムが含まれているからです。

この成分は血管に刺激を与えて育毛を促すというメリットがあります。

血管への刺激によって血管が拡張して血流が改善されていますので、毛根への栄養分供給がスムーズになり、神経性脱毛症を防止できるのです。

まとめ

神経性脱毛症とは、ストレスによって自律神経が乱れ、頭皮の毛細血管における血流が悪くなることが原因で起こるものです。

円形脱毛症のように特定の部位に生じることもありますが、全体的に薄毛になることもあります。

髪の保湿機能を高めることや、血流を改善する成分を含む育毛剤を使う方法が有効です。

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