圧迫性脱毛症(機械的脱毛症)帽子やヘルメットをかぶると脱毛

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抜け毛が発生する理由は様々なものがありますが、たいていは男性ホルモンの影響や、皮膚炎など体内の関係する要因です。

しかし、外的な要因が抜け毛を引き起こすこともあります。

その代表的な例が圧迫性脱毛症と呼ばれるものです。

仕事のスタイルや生活習慣によるものですので、しっかりと原因を突き止めて適切な対策を施すことができれば、抜け毛を防止できることが多いのが特徴です。

そもそも圧迫性脱毛症とは?

圧迫性脱毛症とは、名称からも分かるように、頭部に定常的に圧迫がかかることによって引き起こされる脱毛です。

具体的には、仕事などでヘルメットや帽子をかぶることが多い人、ファッションの一つとして帽子を短時間であるものの毎日のようにかぶっている人に多く見られます。

頭皮の血流に悪影響を与えてしまうことによって起こることもありますし、蒸れによって毛穴が詰まったり、雑菌が繁殖し皮膚炎が生じることによって脱毛がひどくなることもあります。

特定の病気というよりも、生活習慣がもたらす脱毛の典型的な例と言えるでしょう。

脱毛の初期の段階でこの習慣を改善することによって薄毛の進行が止まることが多いですが、かなり症状が進行してしまっていると、毛根の機能がかなり失われてしまっていて、発毛を促すのが難しいケースもあります。

できるだけ初期の段階で適切な処置を施すことが重要な脱毛タイプと言えます。

治療薬などを服用したり、育毛剤を使って薄毛を解消するというよりは、脱毛を引き起こしている習慣そのものを解消することによって、かなりの程度薄毛の進行を止められますので、まずは自分のファッションや仕事の習慣をチェックしてみて、改善できることがないかどうかを探すことがポイントとなります。

帽子・ヘルメット・かつらは抜け毛になる?

圧迫性脱毛症が生じる主な原因は、ヘルメットやかつら、帽子などを常にかぶっていることです。

具体的に脱毛が生じるプロセスとしては、これらの被り物が頭部を強く圧迫してしまい、頭皮下の血管を押さえつけるような状態となります。

すると、頭皮における血流の循環が悪くなってしまいます。

頭皮そのものの健康状態が悪化して、上手に新陳代謝ができなくなってしまいますし、毛根に十分な酸素や栄養分などを送れなくなってしまいます。

髪の毛を成長させる機能が鈍くなりますので、毛髪が成長しきる前に抜けてしまって抜け毛が進行してしまうのです。

また、帽子やヘルメットなどで特に圧迫されている部分がより薄毛が進行してしまうことがあります。

これは、血流障害に加えて、帽子などによる刺激が関係しています。

新しく生えてきた毛は刺激に弱く抜けやすい特徴があります。

帽子やヘルメットなどで擦れることが多い部分は、より抜けやすくなってしまうのです。

温度や湿度が上昇し抜け毛の原因

帽子やヘルメットを長時間かぶり続けることによって起こる髪の毛のトラブルは、圧迫によるものだけではありません。

特に炎天下で頭部を覆った状態にしていると、汗で蒸れてきますので熱がこもってしまいます。

また、頭部の体温そのものの逃げ道がなくなってしまいますので、余計に頭部の温度が上がることになります。

適度な体温を保つことは頭皮には良いのですが、適温を超えた状態が長時間続くと、組織が熱で弱くなってしまう、もしくは機能が破壊されてしまうことになります。

毛根の細胞も高い体温には弱いので、過度に頭部の温度が上昇してしまうと、毛根の働きが落ちていきます。

その結果、髪の毛が抜け落ちてしまうのです。

そのため、通勤時に帽子をかぶるという習慣を毎日のように続けていると、環境によっては頭部の温度が上がり過ぎて薄毛を進行させることになりかねませんので注意が必要です。

たとえ短時間だけであっても、頭部の高温状態が毎日のように続くと、徐々に毛根の力が弱くなっていくこともあります。

帽子やキャップを長期間にわたり洗わないことで菌がわく

帽子などをいつもかぶっていて、それをずっと洗わないでいると、帽子に雑菌が繁殖してしまうのです。

頭皮で分泌される雑菌は脂分が多いですし、温度が高くなる傾向にありますので、すぐに真菌が繁殖してしまいます。

その状態で帽子をかぶると、今度は髪の毛や頭皮に真菌が移ってしまいます。

頭皮に真菌が繁殖すると、皮膚炎や頭皮の湿疹を引き起こすリスクが高まります。

こうした頭皮のトラブルは、抜け毛に直結しますので薄毛をもたらす大きな原因となります。

こうした事態を避けるためにも、一度帽子をかぶったら少なくても風通しの良いところで干すようにする、定期的に洗うもしくは殺菌処理をするようにしましょう。

時間があればやさしく頭皮全体を指でマッサージ

このように、圧迫性脱毛症や、帽子やヘルメットによる温度上昇、真菌の繁殖などは、長時間、定常的に頭部に刺激があることによって起こります。

そのため、解決策としての第一選択肢は、やはりできるだけこの刺激を減らすことです。

仕事などでどうしても帽子やヘルメットをかぶらないといけない状況にあるとしても、1時間に一回はぬぐようにしましょう。

そして、その時間に風を頭部に通すようにして、蒸れを解消させることはとても重要です。

そして、圧迫によって血流がブロックされていることがありますので、頭皮全体をマッサージするという手立てを取ることができます。

頭を抱えるような形で、手全体で頭部を覆って、手の平とすべての指で頭皮をもみほぐすようにマッサージをしていきます。

このマッサージはできれば3分間から5分間くらいすると、血流を改善するために役立ちます。

「頭皮のことを考えて工夫」帽子のかぶり方やサイズを変える

こうした処置を採ると共に、帽子やヘルメット自体を改善することも考えてみましょう。

帽子やヘルメットがあまりにもピッタリのサイズであったりきつかったすると、頭部にかかる圧迫の度合いが強くなります。

そのため、少し緩めのサイズを選ぶようにして、余裕を持たせることができます。

もちろん、ヘルメットなどは緩くすることができないこともありますので、できるだけ頭部にスペースができるような構造のものを選ぶこともできます。

少しでも圧迫される部分が減るだけでも血流のスムーズさは変わってきますし、蒸れも減ってきます。

最近では頭皮のことも考えた髪の毛にやさしい構造を持ったヘルメットも開発されていますので、いろいろ探してみるとよいでしょう。

さらに、帽子のかぶり方を工夫してみるというのも一つの手です。

サイズ調整ができるものであればできるだけ緩くかぶるというのが大事です。

そして、できるだけ浅くかぶるようにするというのもポイントとなります。

頭部全体をきっちりと覆うようにして帽子をかぶると、どうしても圧迫される部分が多くなりますし、蒸れがひどくなってしまいます。

帽子と頭部の間にスペースがあれば、少しでも空気の循環が生まれますので蒸れによるダメージを少なくすることができます。

季節の温度・湿度に合ったかぶり物を利用

また、季節に合わせてかぶり物を選ぶというのも大事です。

特に夏の、温度、湿度共に上昇する時期は、かぶり物による脱毛が起こりやすい状況です。

そのため、メッシュタイプの帽子を利用する、少し浅めの帽子にするなどの工夫をして、あまり頭皮にダメージがかからないようにすることが大事です。

温度のことを考えるのも大事ですが、特に湿度が高いと頭部において真菌が繁殖しやすくなりますので、できるだけ通気性の良いものを選ぶのは大事です。

日光を避けつつも通気ができる特殊な生地や構造を持っている帽子も販売されていますので、いろいろ探してみるとよいでしょう。

まとめ

帽子やヘルメットを仕事やファッションでかぶる習慣があると、圧迫性脱毛症になるリスクが高まります。

ヘルメットなどによって頭部が締め付けられてしまって、頭皮における血流が滞り、結果として毛根への血流供給がうまくいかず脱毛が進行してしまうのです。

また、帽子などによって熱がこもり、高温状態が続くことで毛根組織が弱まってしまって、髪の毛の成長が滞ることもあります。

さらに、汗で蒸れたり頭皮の皮脂によって頭皮に雑菌が繁殖してしまうこともトラブルの原因となります。

こまめにかぶり物をぬぐ、帽子を定期的に洗うなどの対策が重要です。

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